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背景・目的
豊田自動織機さまでは、脱炭素の実現に向けて蒸気レス化を推進していましたが、エンジン用鋳鉄ヘッド(塗型)の加温工程では蒸気を使用していました。
そこで、共同で工程全体の見直しをおこない、蒸気加温から省エネかつ安全性が高く、シンプルな加熱方式への転換に着手しました。
当社提案内容
様々な直接加熱方式を比較検討し、当社が開発したSimplex Heater(赤外線ヒータ)を活用しました。
- 平行光型反射板を採用しており、100mm以上離れた距離でも片面に高出力・高効率な加熱が可能
- 赤外線波長を採用しており、熱密度が高く、立ち上がりが早いため、ワークが来た時のみONでき省エネ性に優れている
- 冷却性能の向上により、高出力にもかかわらず無冷却もしくは空冷による運転可能範囲を拡大
- ヒータ長さ、本数を変更できるため加熱条件に合わせた設計が可能で蒸気と同等の均一加熱を実現。
- ヒータと電源さえあれば加熱できるため非常にシンプルな装置構成が可能
(注)今回の条件でのベンチマークした場合の評価です
システム概要
塗装前予熱工程
導入前

導入後
導入効果
加熱効率向上によるエネルギー削減(
67%)
電化による完全蒸気レスに貢献
ヒータ配置の工夫による同程度の均一加熱を実現







豊田自動織機
担当者さま
弊社生産設備改善のために高効率な加温方法を模索する中で、中部電力ミライズ様の提案に可能性を感じました。
提案をきっかけに実機トライへと進み、トライ内容の検討段階から親身にご相談に乗っていただいたことで、狙いとする加温効率および安定性を事前に確認することができました。
トライ結果を踏まえ、号口ラインでの実用性に十分な手応えを得られたことから、設備製作・導入に至っています。
また、導入後も多様な製品に対し、事前トライの提案と継続的なサポートをいただいており、CO2排出力削減が着実に進んでいる点に感謝しています。