全事業所で「静岡Greenでんき」を導入
株式会社三保造船所さま(以下、三保造船所)は、静岡市清水区に本社を置き、船舶の建造及び修理をおこなっております。2021年12月から、本社工場で使用する電気の一部について、静岡県の水力発電所由来の「静岡Greenでんき」を導入いただき、2025年4月に更なる脱炭素を加速させるため、全事業所で使用する電気の全てに拡大されました。
これにより、年間730tのCO2を削減し環境負担低減につながります。
CO2排出量の削減に向けた省エネの取組み
三保造船所さまは、「静岡Greenでんき」の導入だけに限らず、これまで中部電力ミライズの見える化を活用したコンプレッサの運用改善や夜間電力の低減などの省エネを実施いただき、工場全体の使用電力量およびCO2排出量を大幅に削減されています。
本取り組みは、一般社団法人省エネルギーセンター主催の2022年度省エネ大賞において「省エネ大賞 省エネ事例部門省エネルギーセンター会長賞」を受賞されました。
(注)省エネ事例は下記を参照ください。
地産地消のエネルギー導入で、地域の再エネ普及にも貢献
省エネ大賞の受賞により、業界団体や学校などから工場見学の申込みが多数寄せられており、受賞による反響を実感されています。
今回、全事業所で使用する電気の全てを「静岡Greenでんき」に切り替えたことにより、さらなる企業価値向上が期待できるほか、環境問題への意識の高い学生への採用活動においても十分な効果が期待できると考えられます。
三保造船所さまは、100年を超える造船技術を持つ老舗の造船会社として、脱炭素社会の実現へ向けて率先して地域の再エネ普及に貢献していく予定です。
当社は、今後も三保造船所さまの脱炭素パートナーとして幅広くサポートさせていただきます。