コイル設計で理想の加熱を実現
各種金属を局所的または全体的に効率よく加熱するために、誘導加熱は有効な解決手段です。従来技術は、ガスバーナ加熱や熱風加熱ですが、製品の加熱だけでなく、雰囲気も加熱するため、加熱効率が悪く、昇温時間も長くなります。
誘導加熱はコイルを利用し、製品を直接加熱。そのため効率よく加熱できます。しかし、コイルや電源構成を適切に設計しなければ、温度ムラや効率低下を招くため、製品形状、材質、目標条件に合わせた設計が重要です。
当社ではお客さまのニーズに応じた、コイル設計、製作(試作)を実施。高温だけでなく、中低温(40℃~200℃程度)でも誘導加熱の導入もサポートします。また、さまざま電源を保有しており、お客さまのニーズにマッチした誘導加熱装置をご提案可能です。
誘導加熱導入メリット一例
改善前
電源とのマッチングにトランスを使用
改善後
トランスレスで電源とマッチングし効率化を実現
導入効果
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加熱時間削減
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エネルギー・CO2低減
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生産性向上
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作業安全・作業環境改善
標準仕様例
実現したい加熱(昇温速度、均一性など)に合わせ、コイル設計を実施します。
また、さまざまな電源を保有しており、ニーズに合わせた電源設計を実施することで、最適な加熱を実現します。