昇温速度が速い高速加熱で
生産性向上
製品の雰囲気加熱には、通常熱風加熱が利用されます。熱風加熱は温度ムラの少ない加熱方式ですが、加熱速度が遅いという弱点があり、生産性の低下につながっています。過熱水蒸気は、飽和蒸気を過熱したエネルギー保有量が大きい加熱源のため、熱風よりも昇温速度の速い雰囲気加熱が可能で、生産性向上にもつながります。一方、蒸気潜熱を利用した加熱であるため、製品に凝縮水がつく事象が発生します。
また、過熱水蒸気下で加熱するため、酸素割合を減らすことができ、酸化のリスク低減にもつながります。
当社では、蒸気量・温度・風速などの検討を実現できるため、お客さまの実現したい加熱プロファイルに合わせたご提案が可能です。
導入効果
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加熱時間縮小による
生産性向上 -
エネルギーコストの削減
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炉長低減