CO2排出ゼロの目標達成に向けて
「愛知Greenでんき」を導入

「地球にもひとにもやさしい印刷会社」を掲げ、FSC認証取得、ノンカーボンプリントの導入など、サステナブルな活動を続ける株式会社マルワ(以下、マルワ)さま。
“2045年までにCO2排出量ゼロ”という目標を掲げ、脱炭素化の取り組み強化を考えるマルワさまが着目したのが、「愛知Greenでんき」の導入でした。「愛知Greenでんき」とは、水力発電由来の愛知県産CO2フリー電気で、エネルギーの地産地消といえます。
マルワさまでは、2023年より、再エネ電力の30%を「愛知Greenでんき」に転換。2024年4月からは50%に引き上げられました。2030年までに、2021年度比で電力使用によるCO2排出量を42%削減するという目標の達成に向けて、着実に取り組みを加速させていらっしゃいます。
マルワの担当者さまは「環境面への好影響はもちろんのこと、“環境といえばマルワ”という認知が広がったことにより、さまざまな波及効果が生まれています」と話します。

地産地消のエネルギー導入で、
地域の再エネ普及にも貢献

「愛知Greenでんき」の採用によってエネルギーの地産地消に貢献し、地域の再生可能エネルギー普及拡大と経済の地域循環につなげることができるなど、その将来性にも魅力を感じていただいているマルワさま。
さらに、こうしたCO2フリー電気の購入費用の一部は、再エネ発電所の新たな開発や、既存の発電所の改修費用に充てられていることもあり、間接的に再エネの拡大を後押しする取り組みでもあります。

株式会社マルワさま

マルワの鳥原社長によると「社内のモチベーションが高まっていることはもちろん、金融機関や中小企業基盤整備機構が運営する媒体で取り上げていただくなど、注目度の高まりを感じています」と手応えを感じているそうです。また、学校や行政のみならず一般企業からの見学申し込みが増加するなど、企業ブランディングへの効果も。さらには環境課題への取り組みに対して関心を寄せる学生からの問い合わせが増え、採用活動においても追い風となっています。

社会全体へ発信し、
環境にやさしい活動の広がりを
目指す

今後の課題としては、スコープ2、スコープ3への対策を掲げます。「営業車などにおけるCO2間接排出量をはじめとしたスコープ2の削減、さらには仕入れ原材料などに関するスコープ3の排出量削減が重要になります。サプライチェーン全体で取り組みを前進させるべく、協力会社との話し合いも重ねていきたい」と意欲的です。
「愛知Greenでんき」をはじめとした中部電力ミライズとの協働により、社会全体への普及・啓発、発信活動の強化も視野に入れているマルワさま。ステークホルダーを巻き込んだ活動など、脱炭素社会の実現へ向けた取り組みの輪を広げています。

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