導入事例

  • 製造業
  • Greenでんき
  • 企業価値向上
  • CO2排出量削減

時流を捉える判断力と実行力で
業界内の優位性を確立

クロタ精工株式会社さま
(愛知県碧南市)

事業内容: 製造業
主に自動車部品に使用される鋳物の中子製造
従業員数: 120名(2025年11月現在)
  • クロタ精工株式会社
  • クロタ精工株式会社
クロタ精工株式会社

主に自動車部品に使用される鋳物の中子を製造する専業メーカーです。砂と樹脂でつくられる中子は、鋳物に意図した空洞をつくるための重要な役割を果たすもの。自動車、産業機械、水道機材をはじめ、モータースポーツ用エンジンなど精緻を極める領域までも支えています。2024年10月にCO2フリー電気「Greenでんき」を導入いただきました。

取材先企業担当者・
リポーター紹介

代表取締役 鈴木 泰博さん

クロタ精工株式会社

代表取締役
鈴木 泰博さん

総務部長 山下 充張さん

クロタ精工株式会社

総務部長
山下 充張さん

リポーター 梨伽さん

脱炭素アンバサダー

リポーター
梨伽さん

ポイント1 再エネ設備の導入と現場での省エネ取り組みを併行
して推進

いち早く太陽光パネルや二酸化炭素を排出しない燃料電池車を導入。同時に製造現場でもエネルギー利用のムダを排除する取り組みを続け、同業他社に対する優位性を確立。

ポイント2 脱炭素の取り組みは、現場業務とのバランスも大事

脱炭素には小さな取り組みも重要ですが、スタッフの業務負担が増えると活動が形骸化するおそれも。「Greenでんき」は手軽に導入できるのがポイント。

ポイント3 先駆者としての知見を同業他社に共有

業界に先駆け「中小企業版SBT認定」を取得し、さらに「Greenでんき」を導入したことで得た知見を、同業者へ伝え広めることで業界全体の改革を促進。

Greenでんきに関する
お問い合わせ

「中小企業版SBT認定」取得をきっかけにCO2排出係数に着目

取材風景
梨伽さん鋳物に欠かせない中子メーカーである御社が、環境問題を意識しはじめたきっかけを教えてください。
鈴木さん多くのエネルギーを必要とする鋳造業は、リサイクルが進んでいる業界でもあるのをご存知でしょうか。中でも当社が手がける中子は砂と樹脂でできており、一度使った砂は不純物を取り除き再利用しています。
山下さん同業他社と比較してもずいぶん昔からリサイクルに取り組んでいるのが当社の特徴です。
梨伽さんそれは素晴らしいですね!
鈴木さん2005年にはISO 9001(品質マネジメントシステム)を、2008年にはISO14001(環境マネジメントシステム)を業界に先駆けて取得しました。
山下さんこうした営みにおいて、同業他社に対して十分に優位性を確保できていたと思います。
梨伽さん2020年に政府が「2050年カーボンニュートラルをめざす」と宣言したことで、なにか影響はありましたか?
鈴木さん主要取引先からは、脱炭素に向けた取り組みを進めるよう要請がありました。そのため、「どうせやるなら業界に先駆けて取り組むぞ」という決意のもと、工場の屋根に太陽光パネルを設置したり、当時話題となっていた二酸化炭素を排出しない燃料電池車のMIRAIを社用車として採用したりしました。
山下さん私はちょうどその頃に銀行から当社に転職しました。銀行員の目から見て日本の中小企業全般におけるSDGsや脱炭素の取り組みは遅れていると感じていましたが、当社の迅速な判断と実行力には驚かされました。
梨伽さん取引先からの要請を成長のチャンスと捉えていらっしゃったのですね。
山下さんまさにその通りだと思います。取引先とのパートナーシップを維持するためには、想像の一歩先を行くような「先見力」が欠かせないですからね。その後も、脱炭素に向けての取り組みを省エネも含めて着々と進めました。
鈴木さんまずは「さまざまなムダ」を排除する取り組みに着手しました。中でも身近な課題だったのがコンプレッサーのエアー漏れです。ただ測定器が高額であったのと、実際の脱炭素対策としては効果が少なかった。
取材風景
山下さんエアー漏れ対策で削減される電気の使用量というのが、微々たるものだったんです。そんな中、社長から「中小企業版SBT認定」について調べるよう指示がありました。
鈴木さん次の手を打つにしても、何か目標があった方がいいと考えたのです。
山下さん金融機関とも連携しながら、2023年に「中小企業版SBT認定」を取得。2030年までにCO2の排出量を42%削減するという目標を定めました。
鈴木さん目標達成に向けては電気使用量の低減に取り組むのが一般的かも知れませんが、業績が向上=生産量が増えると、それに比例して電気使用量も増えるという壁に直面しました。
取材風景
梨伽さん確かに、その通りですよね。
山下さんさらに翌年、2024年の夏は各地で最高気温を更新するような酷暑で、エアコンの使用も急増しました。
鈴木さんそうした困難に直面する中、脱炭素への取り組みが電気使用量の削減にすり替わっていることに気付きました。
梨伽さん単純にCO2排出量を削減する=電気使用量を削減すると考えがちですね。
鈴木さん正に落とし穴でした。そこから考え方を転換し、CO2排出係数焦点を当て情報を集めることにしました。

脱炭素への取り組みがスタッフの負担になってはいけない

梨伽さん社長が「Greenでんき」を知ったきっかけを教えてください。
鈴木さんCO2排出係数が小さいものを探す中で、いっそのこと排出係数が「0(ゼロ)」のものはないかと考え…辿り着いたのが「Greenでんき」でした。ただし、排出係数を「0(ゼロ)」にするとコストも上がるため、総務主体で検討してもらうことにしました。
山下さん総務としてはまず、中部電力ミライズの担当者さんに連絡をとり、「Greenでんき」の導入割合に応じたシミュレーションを作成してもらいました。
鈴木さん会議で詳細な報告を受け、20%であれば財務上の懸念は生じないと判断し、2024年に迷わず導入を決めました。
取材風景
梨伽さん導入後の変化はありましたか?
鈴木さん20%程度では目標達成には程遠いと感じました。
山下さん製造現場では引き続きコンプレッサーのエアー漏れ対策に加え、コンプレッサーの運転タイミングを調整するなど工夫しました。しかしコストを上回る効果は得られず、スタッフの負担が増えるという逆効果を招いてしまいました。
梨伽さん脱炭素に向けた取り組みが、スタッフさんに負担を強いることになってしまったんですね。
鈴木さんそれに比べ「Greenでんき」は手軽に導入でき、それによって業務が増えることもない。確かにコストは上がりますが相対的に大きなメリットを感じ、2025年10月には40%への切替えに踏み切りました。
取材風景
山下さん我々総務も「Greenでんき」の導入割合が、目標達成の鍵となることを確信しました。
梨伽さん手軽に導入できるのが、「Greenでんき」のポイントですね。
鈴木さんおっしゃるとおりです。脱炭素の取り組みは急務ですが、それにも増してスタッフは大事にしていかなければなりません。そういった点でGreenでんきは最適解でした。私が会長を務める日本鋳物中子工業会の会合などでは、その取り組みを積極的に発信してきたいと思っています。
取材風景
山下さん総務としてはスタッフが働きやすい環境づくりに注力しながら、同時に地球環境にやさしい取り組みを加速させたいと考えています。
鈴木さん今後も世の中の動きをしっかりと見据え、業界全体の脱炭素化にも貢献したいと思います。
梨伽さん業界に先駆けてさまざまな取り組みに挑戦する御社がロールモデルとなり、業界の脱炭素化を推進していただけるなんて頼もしいですね。本日はすてきなお話をありがとうございました。

取材先企業担当者・
リポーターの詳細

代表取締役:鈴木 泰博さん

クロタ精工株式会社

代表取締役:鈴木 泰博さん

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を座右の銘に、誠実さと謙虚な姿勢で取引先との信頼関係を構築。日本鋳物中子工業会の会長として、同業者へ「Greenでんき」の魅力を発信しています。

総務部長:山下 充張さん

クロタ精工株式会社

総務部長:山下 充張さん

従業員にやさしい会社をめざし、福利厚生や社内設備の充実に注力。「Greenでんき」導入時には、財務や経理のスペシャリストとして代表取締役をサポートしました。

リポーター:梨伽さん

脱炭素アンバサダー

リポーター:梨伽さん

企業CMやポスター、雑誌などで活躍する現役モデル。普段からマイボトルやエコバックを持ち歩くなど、小さなエコ活動を実践中。中部電力ミライズと二人三脚でお客さまの脱炭素化を応援します!

ページトップへ