離れた距離でも
加熱効率を維持する
片面加熱を実現
産業分野において片面加熱は幅広い用途で利用されており、加熱源としてはガスバーナや赤外線ヒータ(電気ヒータやシュバンクバーナ)など多様な選択肢があります。
従来型の集光型反射板付きヒータは、集光距離付近では高い加熱効率を発揮しますが、加熱距離が離れると効率が顕著に低下するというデメリットがあります。一般に集光距離は2~30mm程度ですが、実際の使用工程では加熱距離が100mm以上離れていることが多く、従来型では効率的な加熱が難しいケースが発生しています。
そこで当社では、加熱距離が離れても効率低下を抑えることができる平行光型の赤外線加熱ヒータモジュール「Simplex Heater」を開発しました。
本製品の特長
・50mm以上離れた距離での加熱効率向上
・冷却性能の向上により、無冷却もしくは空冷による運転可能範囲の拡大
・複数本組み合わせたユニットでの施工性向上
・構成部品すべて国内製であり、QCDの観点で優れる
導入効果
-
加熱効率向上による
エネルギー削減 -
優れた制御性による
オートメーション化
標準仕様例
ヒータモジュール単体
発光長250mm | 出力2kW |
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発光長470mm | 出力3kW |
発光長710mm | 出力3kW |
空冷ユニット
1本ユニット |
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3本ユニット |
6本ユニット |
標準納期
ヒータモジュール:1.5ヶ月
空冷ユニット:3ヶ月