メンテナンス・エネルギーコスト削減、
アルミ溶湯保持炉の新しい選択

アルミ溶湯の保持炉には、主にガス式の坩堝炉が使用されています。しかし、ガス坩堝炉には以下のような課題があります。
・放熱量が大きく、エネルギーコストが高い
・坩堝の頻繁な交換が必要で、メンテナンスコストがかさむ
・直接加熱による安全面での不安
これらの課題を解決するため、当社が販売する高効率アルミ溶湯保持炉は断熱性に優れており、放熱ロスが小さいのが特長です。また、縦浸漬高出力ヒータは、チューブ径が小さく汲出口に設置することができるため、溶湯温度が安定し、保持室の溶湯温度をムダに昇温する必要がありません。既設熱源のバックアップヒータとしても適用可能で、ヒータ交換が容易であるため、生産への影響を短くすることができます。

設置例

下記の場合に限らず、さまざまな炉の種類からの更新が可能です。まずはご相談ください。

溶湯温度:647~657℃

ガス式の坩堝炉

・ガス栓配線や煙突が必須・溶湯温度に変動があり安定性に欠ける

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溶湯温度:650℃で安定!

ボードバス炉

・電気配線のみでスペースを約30%削減・溶湯温度が650℃で安定

(注)お客さま設備での計測実績

その他 更新可能な炉

高効率アルミ溶湯保持炉設置例

主な導入効果:メンテナンス・保守性の向上

高効率アルミ溶湯保持炉設置例

主な導入効果:省エネ・酸化物発生の抑制

高効率アルミ溶湯保持炉設置例

主な導入効果:省エネ

高効率アルミ溶湯保持炉設置例

主な導入効果:省エネ・酸化物発生の抑制

導入効果

  • 1

    放熱ロス低減による
    エネルギー使用量削減

  • 2

    溶湯温度が安定

  • 3

    坩堝交換不要

  • 4

    アルミ酸化物の低減

  • 5

    ガスレス化により
    失火の危険性回避

エネルギーコスト削減例

エネルギーコストが大幅に低減

エネルギーコスト48%減、CO2排出量68%減
エネルギーコスト48%減、CO2排出量68%減
関連技術「赤外線・ヒータ加熱」の詳細

標準仕様例

高効率アルミ溶湯保持炉

(注)横スクロールでご確認いただけます。

型式 MZAH1-250 MZAH1-350 MZAH1-500 MZAH1-700 MZAH1-1000
保持量(kg) 250 350 500 700 1000
開口部寸法(mm:ℓ×W) 470×470(ℓ×W) 550×550(ℓ×W) 675×675(ℓ×W) 950×675 1,350×675(ℓ×W)
高さ(mm) 1,000 1,000 1,000 1,000 1,000
深さ(mm) 612 612 612 612 612
外形寸法(mm) 1,020×1,020 1,100×1,100 1,225×1,225 1,225×1,500 1,225×1,900
設備電力(kW) 6 6 12 18 18
休止電力(kW) 0.8 1.0 1.3 1.5 2.0
最大汲出量(kg) 75 150 200 300 400

受湯口や汲出口の寸法は、お客さまの仕様で制作します。

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