メンテナンス・エネルギーコスト削減、
アルミ溶湯保持炉の新しい選択
アルミ溶湯の保持炉には、主にガス式の坩堝炉が使用されています。しかし、ガス坩堝炉には以下のような課題があります。
・放熱量が大きく、エネルギーコストが高い
・坩堝の頻繁な交換が必要で、メンテナンスコストがかさむ
・直接加熱による安全面での不安
これらの課題を解決するため、当社が販売する高効率アルミ溶湯保持炉は断熱性に優れており、放熱ロスが小さいのが特長です。また、縦浸漬高出力ヒータは、チューブ径が小さく汲出口に設置することができるため、溶湯温度が安定し、保持室の溶湯温度をムダに昇温する必要がありません。既設熱源のバックアップヒータとしても適用可能で、ヒータ交換が容易であるため、生産への影響を短くすることができます。
設置例
下記の場合に限らず、さまざまな炉の種類からの更新が可能です。まずはご相談ください。
ガス式の坩堝炉
・ガス栓配線や煙突が必須・溶湯温度に変動があり安定性に欠ける
ボードバス炉
・電気配線のみでスペースを約30%削減・溶湯温度が650℃で安定
(注)お客さま設備での計測実績
その他 更新可能な炉
導入効果
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放熱ロス低減による
エネルギー使用量削減 -
溶湯温度が安定
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坩堝交換不要
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アルミ酸化物の低減
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ガスレス化により
失火の危険性回避
エネルギーコスト削減例
エネルギーコストが大幅に低減
標準仕様例
(注)横スクロールでご確認いただけます。
型式 | MZAH1-250 | MZAH1-350 | MZAH1-500 | MZAH1-700 | MZAH1-1000 |
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保持量(kg) | 250 | 350 | 500 | 700 | 1000 |
開口部寸法(mm:ℓ×W) | 470×470(ℓ×W) | 550×550(ℓ×W) | 675×675(ℓ×W) | 950×675 | 1,350×675(ℓ×W) |
高さ(mm) | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 |
深さ(mm) | 612 | 612 | 612 | 612 | 612 |
外形寸法(mm) | 1,020×1,020 | 1,100×1,100 | 1,225×1,225 | 1,225×1,500 | 1,225×1,900 |
設備電力(kW) | 6 | 6 | 12 | 18 | 18 |
休止電力(kW) | 0.8 | 1.0 | 1.3 | 1.5 | 2.0 |
最大汲出量(kg) | 75 | 150 | 200 | 300 | 400 |