従業員用駐車場の
スペースを活用し、
初期費用ゼロで再エネ導入を実現

産業機器や半導体関連装置の開発・製造を手がける東朋テクノロジー株式会社さま(以下、東朋テクノロジーさま)。2021年に、建屋の建て替えと従業員用の駐車場の整備に関する計画を進められ、同タイミングでの再エネ導入を検討されていました。
そんな中、中部電力ミライズによる「カーポート一体型PPAサービス」を知り、協議を重ね2023年6月より導入を決定。建屋の建て替え工事に合わせて導入することで、建屋の設計段階から太陽光パネルの設置まで一体となって計画を進めることが可能に。導入後、想定を上回る発電効率と自家消費量で、大幅なCO2排出量の削減を達成されました。
「初期投資やメンテナンス、資産管理の手間なく導入ができ、CO2削減に貢献できる」ことから導入を決めた、と語る東朋テクノロジーの担当者さま。また、「駐車場の上空空間を使って有効に発電でき、日除け、雨除けとしても効果がある」ことに加え、「非常時に備えることで、停電時でも最低限の電力を確保し、事業の継続や早期復旧につなげることが可能になる」など、多くのメリットがあることを実感されておられます。

再エネ長期調達により、
将来的な電気料金の変動にも対応

愛知県稲沢市にある東朋テクノロジーさまの「稲沢ものづくり開発本部」では、広々とした従業員用の駐車場を完備しています。126台分ものスペースを活用し、約425kWの太陽光パネルを設置。これにより、年間発電量は44万kWhとなっています。
これは東朋テクノロジーさまの年間の電力使用量のうち、約20%に相当する発電量であり、CO2排出量を年間約186トン削減することにも成功しました。SDGsに貢献しながら、企業のイメージアップにもつながっていることを実感されているとのこと。長期的な電気料金の変動への対策としても期待されています。

東朋テクノロジー株式会社さま

将来を見据え、
カーポート一体型PPAを活用した
脱炭素化の取り組みを強化

製造拠点である「稲沢ものづくり開発本部」の新棟工場におけるCO2排出量について、2022年度を基準値として、2030年度末までに30%削減させるという目標の実現に向けて取り組みを進める東朋テクノロジーさま。
今後についても、電気使用量の削減やCO2フリー電気の購入、そして自然エネルギーでの自家発電の割合をさらに高めることを目標に掲げています。
さらに今回導入したカーポート一体型PPAについても、「将来を見据え、蓄電池や特にEV用充電などと組み合わせ、地球環境への負荷を軽減させていきたい」と、未来に向けた活用方法も聞かせてくださいました。

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