食品スーパーの
屋根上から、
地域の脱炭素化を牽引
オンサイトPPAで電力使用量の削減と
社内外へのアピールで高い効果を実感
株式会社デリシアさま × 中部電力ミライズ
脱炭素は「全社員でおこなう活動」
として意識が変化
信州の地で、地域密着型の食品スーパー「デリシア」「ユーパレット」約60店舗を展開されている、株式会社デリシア(以下、デリシア)さま。脱炭素へ向けた取り組みは、全社をあげておこなわれています。
たとえば、照明に人感センサーを導入し、日中と夜間の照度を調節できるLED調光への切り替えをすることで、過度な消費電力を削減。また、冷蔵ショーケースを省エネ仕様のリーチインケースなどに変更することで、節電を実現しています。このように、2030年までに、エネルギー使用量を34%(2019年度比)削減するという社内目標を掲げ、活動を続けているデリシアさま。その施策の一つが、中部電力ミライズのオンサイトPPA導入でした。
オンサイトPPAで
電気代高騰にも対応を
デリシアさまでは、2022年から中部電力ミライズのオンサイトPPAを導入されています。「環境問題に配慮した取り組みとして価値がある」と判断されたことや、今後も電気代の高騰が予想されたことが決め手に。中部電力ミライズに対しては「営業担当者が熱心で、オンサイトPPAにおける発電された電気の利用料金などの条件にも満足できた」と評価をいただき、脱炭素化への取り組みのパートナーに選んでいただきました。
導入後は、電力使用量の削減について高い効果を感じられていることに加え、「環境へ配慮した取り組みとして、社内外へアピールできる」と、大きな影響を実感されている様子です。
長野県から温暖化対策で
AAの評価を初獲得
2024年には、長野県による「事業活動温暖化対策計画書」において、温暖化への対策としてAAの評価を獲得。「AAをいただいたのは、今年が初めて」と、オンサイトPPAによる手応えを感じてくださっています。
導入から2年経った現在では、オンサイトPPAの太陽光発電由来のエネルギーを自社活用することで、「電力使用量の11%を削減」という目標を設定されています。さらに今後は、電力使用量の削減をベースに、リサイクル分野へさらに取り組むことを構想中とのこと。また、デリシアさまによると、近年は、従業員の方々の意識が変化しているそうです。リサイクルや電気の無駄使い削減など、日々の活動でも環境問題へ向き合っていらっしゃいます。脱炭素化に向け、「地域および社会への貢献の一つとして、今後も全社員でおこなう活動として広げていきます」と意気込みを語ってくださいました。