要素技術紹介
当社では、「蒸気」や「泡」を活用した効果的な洗浄システムを提供します。
マイクロバブル(ファインバブル)洗浄
原理
マイクロバブルは直径が0.1~0.01mmの微細気泡で洗浄にも応用されます。
水中で帯電性を持ち、製品などに付着した油分と選択的に吸着します。吸着したマイクロバブルは浮力により浮き上がり、製品から油分を分離できるため、洗浄が促進します。マイクロバブルは水中全体に広がるため、複雑形状の製品でも洗浄することが可能です。
ここがポイント!
マイクロバブルの油分吸着性と物理力
通常の洗浄では、洗浄剤を使用し、洗浄液温度を高くすること油分等の洗浄効果を高めています。
マイクロバブルを追加で加えることで、油分に選択的に吸着するとともに、油分をこすり取る物理力が追加されます。そのため、洗浄品質が向上します。また、マイクロバブルにより洗浄品質が向上した分、洗浄液使用量の削減、洗浄液温度の低減することも可能です。
また、マイクロバブルの油分吸着性を活かし、洗浄液や切削液の清浄化も可能です。
中部電力ミライズでできること
当社ではマイクロバブル洗浄装置を用い、汚れ種類に応じた製品の洗浄試験を実施することができます。
試験の様子
マイクロバブル
マイクロバブル洗浄技術を紹介します。
マイクロバブルは10~100μm程度の微小気泡のことで、脱脂能力を持ちます。マイクロバブルを付与することで、温水温度の低温化や洗浄液使用量の削減が狙えます。
開発事例
超高速ファインバブル油水分離装置RaFloM-HE(ラフローム-HE)
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導入事例
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