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原理
過熱水蒸気洗浄では、加工油などの脱脂洗浄や、金型などに付着した固形異物、汚れの洗浄をターゲットにしています。過熱水蒸気として、150℃~350℃程度の温度帯で活用し、汚れの種類によって適正な温度は変わります。
過熱水蒸気の潜熱と衝突スピードの相乗効果によって、油や汚れを吹き飛ばし洗浄し、洗浄後の水残りもかなり少なくすることができます。また、蒸気であるため、使用する水量も少ないのが特徴です。
温度を安定化させて
過熱水蒸気洗浄
通常の蒸気洗浄では、ノズルから噴射されると温度は急速に下がり、製品に当たる前に水に戻ることもあります。過熱水蒸気洗浄では、温度を安定化させ、ワークに到達するときの過熱水蒸気温度を適正にすることで、効果的に洗浄をおこないます。
当社では、溶剤レスを実現するために、過熱水蒸気発生装置だけでなく、
ノズル形状やノズルレイアウトを含めた検討ができます。
試験装置例
試験装置名 (一例) |
特長 |
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過熱水蒸気式 洗浄装置 |
最大蒸気量50kg/hの蒸気を150~400℃まで可能 |
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