機器の取替えからリノベーションまで
コンロや給湯機の故障・水回りリフォームなど
くらしを変えるオール電化
住まいの一部分をオール電化機器に替えるだけでも、くらしの便利は格段に上がります。
部分的な導入なら工事期間も短く、導入費用を抑えることも可能です。
住宅機器の買替え時に
経年劣化や機器故障による買替え時にオール電化機器を選んでみませんか。省エネ効果もアップし、経済的です。
導入費だけでなく、月々のコストも考えよう
住設機器にも寿命があり、長年使用していると交換の必要が出てきます。故障する前に、早くからオール電化計画を立てておくと、資金準備や機種選定などもじっくり行えます。オール電化機器は進化し続けており、かしこく選べば利便性も省エネ性もアップします。イニシャルコストだけで判断せずに、導入後のランニングコストの変化も考えて新しい機器を選びましょう。
- コンロが古くなってきた
- IHクッキングヒーターへ交換
ガスと規格が同じため、交換も簡単。ガス台に設置する据え置き型もあります。
- 給湯機が壊れた
- エコキュートへ交換
消費電力は電気だけの場合と比べて約3分の1に。
お湯切れの心配もなく、交換工事も1~2日で行えます。
- 屋根の修繕が必要
- 一緒に太陽光発電を設置
外装工事のタイミングで設置すれば設置工事も効率よく行えることも。
- ストーブの調子が悪い
- エアコンやヒートポンプ式温水床暖房に交換
火を使わず、空気がきれいで快適。灯油を入れる手間もかかりません。
- クルマの買替え時
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電動車へ乗り換え
V2H機器をセットで導入すれば、万一の時はクルマを電源として使用できます。(注)V2Hとは、Vehicle to Homeの略です。
第二の人生を楽しめる住まいにしたい
第二の人生は、住まいと接する時間が長くなります。
毎日を健康に、安全に、楽しく送ることのできる住まいにリフォームしたいですね。
趣味を楽しめる空間をつくろう
第二の人生では、ご近所さんや趣味仲間との交流を深めたり、子ども夫婦が孫を連れて遊びに来たりと、何かと人が集まる機会が増えることでしょう。これからの人生を充実させるためにも、その中心的な空間となるLDKには特にこだわりたいですよね。例えば「IHクッキングヒーター」を取り入れて、キッチンを開放的なアイランド型にしてはいかがでしょうか。料理教室を開いたり、お孫さんと一緒に料理をしたり、楽しさが広がります。
“断熱性”と“睡眠環境”は健康にくらすための大切なポイント
高齢者が快適かつ健康に過ごせる住まいにするには温度対策も大切です。内窓を設けるリフォームをすれば断熱性が高まり、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる住まいになります。
暖房器具に「ヒートポンプ式温水床暖房」を採用すれば、温風がないためホコリを巻き上げず、燃焼によるニオイもありません。お部屋の空気をいつもきれいに保てます。また、最近の「エアコン」は省エネ性も大幅に進化。少ない消費電力で冷房・暖房ができます。寒い地域でもパワフルに暖める寒冷地向けタイプも登場していますので、ぜひご検討ください。
寝室の照明にも配慮しましょう。睡眠は健康の基本ですが、年を取ると人は寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなったりしがちです。寝室の明かりをやわらかな間接照明にするなど、心地よく眠れる環境を整えることが健康な毎日につながります。明るさや色味を調整できる「LED照明」の中には、徐々に暗くしながら消灯する“おやすみタイマー”や、ゆっくりと明るくなる“おめざめタイマー”を搭載したものもあり、睡眠の質が高められます。
転倒予防はとても大事
第二の人生を送る住まいを考える上で、バリアフリー化は検討したい項目の一つですね。高齢者の骨折は寝たきりにつながりやすいため、転倒を予防する工夫は随所に取り入れましょう。
つまずきやすい段差や滑りやすい床を直したり、玄関・階段・浴室・トイレなどには手すりをつけることも大切です。
また、年を取ると視力が低下するため、照明による明るさも大事なポイントとなります。階段に「LED階段足元照明」を設置すれば、夜も足元を照らすことができ、転倒・転落防止につながります。
エコリフォームしてスマートライフを始めたい
住まいの省エネ性能を高めるエコリフォームにはどのような方法があるでしょう。
エコリフォームをしてスマートライフを始めたい方のために役立つ情報をご紹介します。
内窓の設置と電気暖房でエコリフォームを実現
エコリフォームとは、人にも地球にもよりやさしい生活環境をつくるリフォームのこと。具体的には、気密性・断熱性の改善や省エネ設備の採用によって、省エネ性能の向上を図る、換気設備や自然素材の採用によって結露・カビを防ぐとともに室内環境の快適性を高めるなどの方法があります。
気密性・断熱性の改善には、熱の出入りが大きい窓やドアなどの開口部のリフォームが効果的です。窓やドアからの熱の流入・流出割合は、夏の冷房時には流入73%、冬の暖房時には流出58%にも達します。窓の断熱性能強化は比較的工事も簡単で、エコリフォームの中でも重要なポイントとなります。
窓の断熱リフォームの方法は“内窓の設置”“省エネタイプのサッシに取替え”“省エネタイプのガラスに取替え”の主に3種類があります。中でも“内窓の設置”は、内窓に断熱効果に優れた樹脂性素材を採用することで、今ある窓との間に空気層が生まれ、室内の熱は逃しにくく、外気温の影響を受けにくい室内環境が実現できます。また、断熱効果に加えて、結露の抑制や防音効果も期待できます。
窓に断熱リフォームを施す際、あわせて考えておきたいのが冬場の暖房。火を使わない「エアコン」や「ヒートポンプ式温水床暖房」などの電気暖房ならCO2や水蒸気の発生がないため、空気の汚れや結露を抑えられます。ヒートポンプ技術の進化により、電気冷暖房の省エネ性能は向上しています。古いエアコンから最新のエアコンに取替えるだけで省エネを実現できます。
太陽光発電+エコキュートリフォームで再生可能エネルギーを最大限に活用
普及が進んでいる「太陽光発電」。資源が枯渇しない太陽光は再生可能エネルギーとして注目を集めています。発電時にCO2を排出しないため、温暖化防止への貢献にもつながります。
太陽光発電の設置を検討されているなら、給湯機には「エコキュート」がおススメです。エコキュートもヒートポンプ技術により空気の熱を使ってお湯を沸かす、再生可能エネルギーを活用する機器の一つです。給湯のエネルギーは、家庭で使うエネルギーの3分の1を占めます。その消費をエコキュートによって減らし、太陽光発電と組み合わせればダブルでエコ。再生可能エネルギーを最大限に活かせるスマートライフを実現できます。