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クラベ・ソミック石川・DOWAメタニクスへのオフサイト型フィジカルPPAサービスの提供開始について~企業の枠を超えた「遠州脱炭素プロジェクト」の取り組み~

2025年11月04日

中部電力ミライズ株式会社

当社は、11月1日、株式会社クラベ(代表取締役社長:金澤岳信、以下「クラベ」)、株式会社ソミック石川(代表取締役社長:斉藤要、以下「ソミック石川」)、DOWAメタニクス株式会社(代表取締役社長:田中貞裕、以下「DOWAメタニクス」)の3社のお客さまに、「遠州脱炭素プロジェクト」(注1)の取り組みとして、オフサイト型フィジカルPPAサービス(注2)(以下「本サービス」)の提供を開始いたしました。

(注1)2025年1月31日プレスリリース:中部電力ミライズ株式会社 プレスリリース

(注2)敷地外に設置した太陽光発電設備などから、電力系統設備を介して電気を供給するサービス。

「遠州脱炭素プロジェクト」は、静岡県の遠州地域に拠点を持つ参画企業が、中部電力ミライズとともに、遠州地域の脱炭素化への貢献を目的として太陽光発電の導入量最大化と有効活用に取り組むものです。

具体的な取り組みとして、クラベ都田北工場(静岡県浜松市)の屋根上スペースを活用し新たに設置(注3)した太陽光発電設備(パネル出力:1,579.5kW)で発電される全ての電力を、本サービスにより、クラベ浜北工場(静岡県浜松市)、ソミック石川鶴見工場(静岡県浜松市)、DOWAメタニクス本社(静岡県磐田市)へ供給します。
11月1日から運転を開始した太陽光発電設備で発電される電気は、年間で約182万kWhとなる見込みです。

(注3)中部電力ミライズのグループ会社である株式会社シーエナジーが、太陽光発電所の設置・運営をおこないます。

クラベ都田北工場では、2021年6月から、当社のオンサイトPPAサービス(注4)により、屋根上の太陽光発電設備(パネル出力:486kW)で発電された電気を自家消費いただいております。
同工場の屋根上には太陽光発電設備をさらに導入する余地があったことから、設置スペースの最大限の活用を図るクラベからの発案と、再エネ由来の電気の導入拡大を目指すソミック石川およびDOWAメタニクスのニーズがマッチしたことにより、本サービスが実現いたしました。

(注4)お客さまの敷地内に設置した太陽光発電設備などで発電する電気を、お客さまにて自家消費いただくサービス。

これにより、クラベは、屋根上のスペースを最大限に活用して太陽光発電を導入することが可能となると同時に、ソミック石川およびDOWAメタニクスを含む3社のお客さまは、自社の脱炭素化を進めることができます。

「遠州脱炭素プロジェクト」では、遠州地域由来の余剰電力を「選ぶ」・「使う」ことが、遠州地域全体の再エネを「増やす」ことに繋がるため、参画企業は再エネの「追加性」に貢献いたします。

今後も、当社はお客さまとともに、「遠州脱炭素プロジェクト」の取り組みなどにより、再エネの導入量の最大化と有効活用を実現し、遠州地域の脱炭素化を目指してまいります。

「遠州脱炭素プロジェクト」のスキーム

クラベ都田北工場の外観と、屋根上に新たに設置された太陽光発電設備

「みんなで脱炭素プロジェクト」ロゴマーク

「みんなで脱炭素プロジェクト」ロゴマーク

「みんなで脱炭素プロジェクト」は、中部電力ミライズが企業や自治体の皆さまとともに再エネを増やし、有効活用することを進めていく参加型の取り組みです。
「遠州脱炭素プロジェクト」は「みんなで脱炭素プロジェクト」の一環であり、中部電力ミライズは参画企業の皆さまとともに、遠州地域の脱炭素化に貢献してまいります。

以上

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