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気田水力発電所を活用したオフサイト型フィジカルPPAサービスの提供開始 ~地域企業と取り組む水力発電所のリプレース支援の取り組み~

2025年09月02日

中部電力ミライズ株式会社

当社は、本日、株式会社ジェイテクト(取締役社長:近藤 禎人)、株式会社ジェイテクトギヤシステム(代表取締役社長:森川 隆)、綜研化学株式会社(代表取締役社長執行役員:冨田 幸二)、大和製罐株式会社(代表取締役社長:山口 裕久)、株式会社平岩鉄工所(取締役社長:平岩 統一郎)の5社のお客さま(以下「5社」)に、水力発電所を活用したオフサイト型フィジカルPPAサービス(注1)の提供を開始いたしました。

(注1)お客さまの敷地外に設置した専用の再生可能エネルギー(以下「再エネ」)電源で発電された電気と環境価値をセットでお客さまにお届けするサービス。

本取り組みは、当社が、中部電力株式会社(代表取締役社長:林 欣吾、以下「中部電力」)が保有・運営する気田(けた)水力発電所(静岡県浜松市、以下「本発電所」)から調達する電気を、5社にお届けするものです。
5社は、本日から、契約期間である20年間にわたり、本発電所から生み出される再エネ電源由来の電気を長期安定的に確保することができ、これにより合計で年間約7千トン(注2)のCO2排出量を削減できる見込みです。

(注2)中部電力ミライズの2024年度CO2排出実績(調整後排出係数)を基に算出。

また、本発電所は、中部電力によるリプレース(注3)が実施され、本日、営業運転を開始しました。
当社が、リプレース後の水力発電所を活用したオフサイトPPAサービスを提供するのは、本取り組みが初となります。

(注3)電源を長期的に活用するため、既存の発電設備を一度撤去し、新しい発電設備に更新すること。

水力発電は、大規模に新規開発できる地点が限られていることから、今後、脱炭素社会の実現に向けて、水力発電所由来の電気の活用を拡大するためには、電源の新規開発に加え、既存の発電設備のリプレースも重要となります。

本取り組みは、お客さまに本発電所由来の電気を選択いただき、長期間活用することをお約束いただくことで、発電事業者にとって安定的な事業運営を期待できるようになることから、再エネの拡大やリプレースの支援につながります。

当社は、今後もお客さまのニーズを捉えたサービスの提供を通じて、地域のお客さまとともに再エネ電源の開発・拡大を促進し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

気田水力発電所の概要

発電所名 気田水力発電所
所在地 静岡県浜松市天竜区春野町豊岡字池場2119番4
水系・河川名 天竜川水系・気田川
発電出力 リプレース前:2,600kW
リプレース後:2,870kW
(リプレースにより270kW増出力)
発電方式 流れ込み式(水路式)
最大使用水量 5.009m3/s
最大有効落差 64.34m
営業運転開始日
(下段はリプレース後)
1929年6月4日
2025年9月2日

気田水力発電所を活用したオフサイト型フィジカルPPAサービスの概要

対象発電所 気田水力発電所
契約期間 20年間
サービス開始日 2025年9月2日
本取り組みのスキーム
「みんなで脱炭素プロジェクト」ロゴマーク

「みんなで脱炭素プロジェクト」ロゴマーク

「みんなで脱炭素プロジェクト」は、中部電力ミライズが企業のみなさまとともに再エネを増やし、有効活用することを進めていく参加型の取り組みです。
株式会社ジェイテクト、株式会社ジェイテクトギヤシステム、綜研化学株式会社、大和製罐株式会社、株式会社平岩鉄工所は、同プロジェクトに参加し、脱炭素社会の実現に貢献しています。

以上

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