• TOP
  • お知らせ
  • 家電デマンドレスポンスの実証実験完了のお知らせ
お知らせ アイコンお知らせ

家電デマンドレスポンスの実証実験完了のお知らせ

2024年12月10日

中部電力ミライズ株式会社

中部電力ミライズ株式会社(以下「中部電力ミライズ」)は、パナソニック株式会社くらしアプライアンス社(以下「パナソニック」)との家電を活用したデマンドレスポンス(以下「DR」)の共同実証実験を完了したことをお知らせいたします。

当社は、2022年7月より、太陽光発電などの再生可能エネルギーの発電状況や電力の需給状況などに応じて、お客さまに「節電」や「電気のご使用時間の変更」にご協力いただき、電気の「つかう量(需要)」と「つくる量(供給)」のバランスを調整するDRサービス「NACHARGE(ネイチャージ)」を提供しております。さらに、2023年9月からは、家庭用蓄電池をDRの協力依頼時間帯に合わせて当社が遠隔制御するサービス「NACHARGE Link(ネイチャージリンク)」の提供を開始し、更なるDRリソースの拡大と安定的な調整力の供出に取り組んでいます。

今回の実証実験では、多くのご家庭で使用されている家電の遠隔制御を目指し、特に家庭における消費電力割合が多く(下図参照)季節に関係なく利用される家電のうち、当社において遠隔制御知見のない冷蔵庫について、DRリソースとしての実効性とお客さま受容性の確認および技術検証をおこないました。

家庭における家電製品の一日での電力消費割合

実証実験の結果、冷蔵庫が遠隔制御により効果的に電気の「つかう量(需要)」を調整できる実効性の高いDRリソースになりうることを確認しました。また、遠隔制御中においても、庫内温度は適切に保つことができ、食品への影響がないことも確認できたため、お客さまには安心してご利用いただけると考えております。

今後は、本実証実験の結果をもとに、本実証実験のパートナーであるパナソニックと連携し、家電を活用したDRサービスの検討を進めてまいります。

参考
パナソニック プレスリリース「冷蔵庫自動デマンドレスポンス制御の有用性と受容性を確認」(2024年12月10日付)

以上

ページトップへ