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日本ペイント・オートモーティブコーティングスと中部電力ミライズによる営農型オフサイトPPAサービスの開始

2024年10月01日

日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社
中部電力ミライズ株式会社

日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社(代表取締役社長:西村 智志、以下「NPAC」)と中部電力ミライズ株式会社(代表取締役:神谷 泰範、以下「中部電力ミライズ」)は、本日から、NPAC専用の「営農型太陽光発電所」を活用したオフサイトPPAサービス(注1)(以下「本サービス」)を開始いたしました。

(注1)敷地外に設置した太陽光発電設備などから、電力系統設備を介して電気を購入するサービス。

自動車用塗料の開発・製造・販売などを手掛けるNPACは、本サービスに基づき、愛知県内に新たに設置された太陽光発電所(パネル出力:約1,200kW)から中部電力ミライズが調達した電気を、愛知高浜工場(愛知県高浜市)において、契約期間である20年間にわたり使用いたします。本サービスの導入により、愛知高浜工場で使用する太陽光発電の電気は、年間で約150万kWhとなる見込みです。これにより、愛知高浜工場の電気使用に伴うCO2排出量を年間で約632トン(約15%)削減することができます。
本サービスで活用する太陽光発電所は、太陽光パネルの下で農作物(注2)を栽培する「営農型太陽光発電所」であり、営農事業者が農作物の販売に加え、売電による収入を得られることから、農業経営の支援にも貢献いたします。

(注2)本サービスで活用する太陽光発電所では、レモンを栽培する予定。

また、NPACは、2022年2月から、中部電力ミライズが提供する「Greenでんき」(注3)を愛知高浜工場で活用しております。「Greenでんき」に加え、本サービスを導入することにより、愛知高浜工場で使用する電気のうち約70%がCO2フリーとなり、愛知高浜工場の電気使用に伴うCO2排出量を年間で約3,040トン削減する見込みです。

(注3)中部電力グループが保有する水力発電所などの再エネ電源に由来する非化石証書を使用し、実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2を排出しない電気を提供するサービス。

「2050年カーボンニュートラル」の達成に向けて、現在、自動車業界のサプライチェーン全体で脱炭素化に向けた取り組みが求められています。その中でNPACは、自社活動におけるGHG(温室効果ガス)削減を進めており、GHGスコープ1およびスコープ2を2050年までにネットゼロ、2030年までに37%削減(2019年比)することを目標としています。また、水使用量と廃棄物発生量は、2030年までに原単位で10%削減(2021年比)することを目指しています。
NPACはこれらの目標達成に向け、このたび、オフサイトPPAサービスを導入し、脱炭素社会の実現に向けてさらなる一歩を踏み出しました。

NPACと中部電力ミライズは、今後も再生可能エネルギー由来の電気の活用を進めることで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

オフサイトPPAサービス・「Greenでんき」の概要

オフサイトPPAサービス・「Greenでんき」の概要

「みんなで脱炭素プロジェクト」ロゴマーク

「みんなで脱炭素プロジェクト」ロゴマーク

「みんなで脱炭素プロジェクト」は、中部電力ミライズが企業のみなさまとともに再エネを増やし、有効活用することを進めていく参加型の取り組みです。
NPACは、オフサイトPPAサービス・Greenでんきの活用を通じて、同プロジェクトに参加し、脱炭素社会の実現に貢献しています。

以上

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