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経済産業省 資源エネルギー庁長官からの指示への報告

2023年07月28日

中部電力株式会社
中部電力ミライズ株式会社

中部電力株式会社(以下「中部電力」)および中部電力ミライズ株式会社(以下「中部電力ミライズ」)は、7月14日に、経済産業省 資源エネルギー庁長官から、電気事業の健全な発達を実現するための対応を求める指示文書を受領いたしました。(同日お知らせ済み
本日、両社は、資源エネルギー庁長官に、当該指示に基づき、以下のとおり報告をおこないましたので、お知らせいたします。

1.中部電力からの報告内容

(1)保有する電源の内外無差別な卸取引の強化など

指示内容 保有する電源の内外無差別な卸取引の強化およびこれを通じた短期から長期まで多様な期間・相手方との安定的な電力取引関係の構築について、速やかにその具体化について検討をおこなうとともに、7月28日までに報告すること。
報告内容
  • 発販分離型の事業モデルに移行し、各事業会社の利潤最大化を目指して事業を運営していること。
  • 原子力と再生可能エネルギー電源を保有し、発電から得られる利潤の最大化に向けた内外無差別な電力卸販売およびその合理性の検証に資する収支状況の見える化に取り組んできたこと。
  • 引き続き内外無差別な卸販売をおこなっていくとともに、国の有識者会合における提言の趣旨に則り、単年商品に加え長期商品の提供など、電力の販売・調達機会の拡大に向けた具体的な検討を進めていくこと。

(2)電気事業連合会における自社の活動目的の明確化など

指示内容 電気事業連合会における自社の活動目的を改めて明確化するとともに、当該活動を含む他社との連携をおこなうに当たっては、透明性の確保のために必要な措置を講じること。
報告内容
  • 電気事業連合会において、今後も電気事業のプロとして我が国の電力システムおよびエネルギー政策における課題解決に向けた政策提言をおこなっていくことを目的に活動していくこと。
  • 電気事業連合会を含む競合他社との接触にあたっては、競合他社との接触に関するルールに基づく取扱いの徹底や、内部通報制度と法務・コンプライアンス部門の体制の強化などの必要な措置を講じ、その実効性を高めていくこと。
  • 今後も、それらの取り組みを着実に実施することで、二度と小売電気事業の健全な競争に対して懸念が生じないようにしていくこと。

2.中部電力ミライズからの報告内容

(1)魅力的で安定的な料金・サービスの更なる選択肢の拡大

指示内容 魅力的で安定的な料金・サービスの更なる選択肢の拡大について、速やかにその具体化について検討をおこなうとともに、7月28日までに報告すること。
報告内容
  • お客さまや社会の多様化するニーズにお応えできるよう、「お客さまの暮らしを豊かに」「ビジネスにおける課題解決」を実現する新たな料金・デマンドレスポンスメニューやサービスをお届けしていくこと。
  • カスタマーサポートの充実を図るとともに、他社との協業によるスピード感のあるサービス開発をおこなうなど、サービスレベルの向上に努めていくこと。

以上

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