2023年02月14日
中部電力ミライズ株式会社
当社は、当社従業員が中部電力パワーグリッド株式会社(以下「中部電力パワーグリッド」)の保有するIDおよびパスワードを用いて、経済産業省の「再エネ業務管理システム」(以下「当該システム」)にアクセスし、当該システムの情報を閲覧していたことを確認したため、本日、同省に報告いたしました。
また、本日、同省から当該システムを閲覧した事実の有無や閲覧理由などに関する報告徴収を受領いたしましたので、お知らせいたします。
当社は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(以下「FIT制度」)に基づき、2012年7月から2017年3月末までに売電契約を締結した発電事業者の電気を買取りするとともに、買取量に応じた交付金を国から受領しております。この交付金を受領するため、当社はFIT制度の対象となる発電事業者ごとの買取量などを毎月国に申請しております。
この過程において、FIT制度に基づき国が認定した発電設備などの情報と、当社が認識する発電事業者の発電設備などの情報に乖離があり、申請が不受理となる場合があります。その際、当社の一部従業員は、当該システムにアクセスして国のデータを確認するとともに、申請データを補正するなどにより、不受理となった原因を解消しておりました。
当社は、中部電力パワーグリッドが経済産業省から報告徴収を受領して以降、本事案を速やかに中部電力パワーグリッドへ報告いたしました。今後、本事案の詳細な事実関係に加え、IDおよびパスワードを使用した他の事案の有無などを調査してまいります。
当社は、本事案の発生を大変重く受け止めるとともに、報告徴収に適切に対応してまいります。
以上