2022年06月17日
中部電力株式会社
中部電力パワーグリッド株式会社
中部電力ミライズ株式会社
今夏の中部エリアの電力需給は、7月の予備率が安定供給に最低限必要な予備率3%をわずかに上回る3.1%となるなど、非常に厳しい見通しです。
中部エリアの今夏の電力需給見通し
7月 | 8月 | 9月 | |
---|---|---|---|
予備率 | 3.1% | 4.4% | 5.6% |
また、発電所や送変電設備のトラブルが発生した場合、安定供給に支障をきたす可能性が懸念されます。加えて、ウクライナ情勢などの影響により、石油、天然ガス、石炭などの調達リスクの高まりが生じています。
こうした状況を受け、中部電力株式会社、中部電力パワーグリッド株式会社、中部電力ミライズ株式会社の3社は、本日、中部電力株式会社の社長を本部長とする「電力需給対策本部」を設置いたしました。
当社グループは、トラブルによる供給力の減少を回避するため、発電所や送変電設備の重点的な点検・保守を確実に実施していきます。
加えて、追加供給力の公募や需給ひっ迫時の火力発電所の増出力運転など、供給面での取り組みを進めるとともに、需要面では、お客さまに節電のご協力をお願いさせていただくなど、需給両面でのあらゆる対策を講じ、安定供給に万全を期していきます。
お客さまにおかれましては、7月1日から9月30日まで、無理のない範囲でできる限りの節電にご協力いただきますよう、お願いいたします。
別紙
中部エリアにおける今夏の需給見通しおよび需給両面での主な対策[PDF:1,408 KB]
以上