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「2021年度 省エネ大賞」を受賞

2021年12月22日

中部電力ミライズ株式会社

当社は、本日、豊産業株式会社(本社:神戸市西区、代表取締役社長:石川 隆浩、以下「豊産業」)、株式会社ヤマト(本社:大阪市平野区、代表取締役社長:辻󠄀井 竜太、以下「ヤマト」)と実施した「アルミ鋳造工程における新型電気ヒータ開発による省エネルギーへの取り組み」に関し、2021年度省エネ大賞(主催:一般財団法人省エネルギーセンター)の省エネ事例部門において、「省エネルギーセンター会長賞」を共同で受賞しました。
今回、当社として20件目の受賞となります。

「省エネ大賞」は、事業者や事業所などが実施した他者の模範となる優れた省エネの取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰する制度です。

このたびの受賞は、アルミの鋳造工程において溶解したアルミ(以下「溶湯」)の温度を保持するための熱源として、新たにL型形状の高出力ヒータ(以下「L型ヒータ」)を開発したことなどにより、エネルギー使用量の大幅な削減を達成した取り組みが高く評価されたものです。

当社は、お客さまとともに現場の多様化する課題に深く入り込み、省エネや生産性の向上を図る「開発一体型ソリューション」を展開しており、今回の取り組みもその一環です。

今後も「開発一体型ソリューション」を始めとする、お客さまのニーズを捉えた様々なソリューションサービスを展開していくことで、お客さまからの期待に応えてまいります。

【受賞概要】

  • テーマ    「アルミ鋳造工程における新型電気ヒータ開発による省エネルギーへの取り組み」
  • 事業者    豊産業、ヤマト、中部電力ミライズ
  • 対象事業所  豊産業 本社工場
  • 事例概要

    ・豊産業は、アルミを鋳造する際の加熱工程において、溶解保持炉の熱源にバーナとヒータを併用して溶湯の温度を保持していたが、ヒータの出力を上げることができず、省エネが進んでいないことが課題であった。

    ・高出力ヒータを用いるためには、溶湯面が低くなった際にヒータの発熱部が溶湯面から露出して空焚きとなることによる発熱線の断線を防ぐ必要があるため、当社とヤマトは、高出力のL型ヒータを共同開発した。また、溶湯内外の設定温度を変更した。

    ・その結果、溶解炉保持部においてマイナス21%の省エネを達成した。

以上

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