2021年02月16日
株式会社信州スポーツスピリット
長野県企業局
中部電力ミライズ株式会社
長野県唯一のプロバスケットボールチーム信州ブレイブウォリアーズを運営する株式会社信州スポーツスピリット(代表取締役社長 片貝 雅彦、以下「信州ブレイブウォリアーズ」)と、長野県企業局(公営企業管理者:小林 透)、中部電力ミライズ株式会社(代表取締役:大谷 真哉、以下「中部電力ミライズ」)は、2月27日、28日に松本市総合体育館で開催するBリーグ「信州ブレイブウォリアーズ」のホームゲーム(以下、「本ゲーム」)を「CO2フリーゲーム」として開催いたします。
本取り組みでは、試合会場で使用する電気に、長野県企業局が運営する水力発電所でつくられた電力を中部電力ミライズが供給する「信州Greenでんき(注1)」と、同局運営の川中島水素ステーションの水素からつくられた電気(注2)を活用し、信州産の再生可能エネルギーによる100%CO2フリー化を目指します。
なお、会場内では、発電所からの電力供給状況をメインモニターに表示するとともに、水素を電気にして会場に供給する燃料電池自動車と水力発電の仕組みを説明するジオラマを展示いたします。
地元産のCO2フリー電気を活用した試合の開催は、Bリーグで初めてです。
(注1)「信州Greenでんき」は、長野県企業局が運営する同県内の水力発電所等に由来するCO2フリー価値や地産価値を活用し、信州産電力として供給するもので、同県内の環境志向の高い企業やご家庭のお客さまを中心にご利用いただいています。
(注2)川中島水素ステーションでつくられた水素を燃料電池車に充填し、燃料電池車を会場に配備して電気を送ります。燃料電池車が水素を用いて発電する際はCO2を排出しません。
「CO2フリーゲーム」の日程等
●日時 2021年2月27日(土)15時05分 開始(新潟アルビレックスBB戦)
2021年2月28日(日)14時05分 開始(新潟アルビレックスBB戦)
●会場 松本市総合体育館(長野県松本市美須々5-1)
信州ブレイブウォリアーズは、SDGs17の目標の一つ「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」を県内の皆様にお伝えし、環境問題を一人でも多くの皆様に関心を持っていただきたく、活動してまいります。2019年の台風19号による被害は、環境の変化が原因の一つと考え、自然災害による被害を減らしたい思いです。今後も、継続して環境問題の取り組みを推進してまいります。
長野県企業局は、県内17か所の水力発電所で、豊富な水資源を活用したCO2の排出量が極めて少ないクリーンな電力をつくっています。脱炭素社会の実現に向けて、新しい水力発電所の建設を積極的に推進するとともに、水素による電力の貯蔵や燃料電池自動車の利活用など川中島水素ステーションでの実証事業を、企業等と共同して進めてまいります。
中部電力ミライズは、低炭素電源や地産電源を活用し、環境負荷軽減に向けた取り組みを進めるとともに、地域貢献に努め、長野県内の再生可能エネルギー拡大に向けた取り組みを推進していきます。
別紙
信州ブレイブウォリアーズ「CO2フリーゲーム」の概要[PDF:350 KB]
以上