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省エネガイド

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業務用エコキュート

お湯を効率的に沸かす機器と言えばエコキュートです。
今回は今、注目の業務用エコキュートにスポットを当ててみたいと思います。

エコキュートのイメージ

エコキュートはエアコンなどでおなじみのヒートポンプ技術を使って、空気中から熱エネルギーを集めてお湯を沸かす高効率な給湯システムのことです。空気の熱を利用することで、電気温水器と比較しておよそ3倍のパワー、3分の1の消費電力でお湯を沸かすことが出来ます。

冷媒にはオゾン層を破壊するフロンではなく自然冷媒のCO2を利用するので、環境にも優しいというメリットもあります。業務用エコキュートはその経済性と省エネ性能が認められて、大量のお湯を使用する施設に次々と導入されています。

経費削減のイメージ

業務用エコキュートの導入成功事例を、一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターさま制作の蓄熱情報誌「COOL&HOT」に掲載されている施設の事例を引用してご紹介します。

  1. 寒冷地にある延床面積11,701m2の社会福祉法人では、重油の高騰に伴い30kWタイプを2台導入。
    それまでの重油ボイラーでは年間、約260万円要していた給湯費が約73万円に縮小、約187万円の経費削減に成功。
    導入成功事例は以下をご覧ください。
  2. 特別養護老人ホームでは延床面積4,290m2の新館増築の際に、74kWタイプ2台を導入。
    給湯負荷をすべて夜間にシフトすることで導入効果を試算したところCO2排出量はA重油と比較して約67%減、ランニングコストは約80%減という試算結果。
    導入成功事例は以下をご覧ください。
  3. 延床面積8,546m2の高齢者向け福祉複合施設では40kWタイプを4台導入。
    一次エネルギー消費量換算で、従来の灯油ボイラと比較して約49%の削減に成功。
    導入成功事例は以下をご覧ください。
  4. 延床面積2.569m2、ベッド数22床の脳神経外科専用病院では建物のリニューアルに伴い、40kWタイプ2台を導入。
    一次エネルギー消費量換算で、従来の灯油ボイラと比較して約53%の削減に成功。
    導入成功事例は以下をご覧ください。
  5. 総部屋数369室の大型リゾートホテルでは、大浴場浴槽の昇温システムに従来の油焚温水ボイラーに加えて、新たに業務用エコキュート45kWタイプ2台を導入したところ、一次エネルギー消費量換算で約35%の削減に成功。
    導入成功事例は以下をご覧ください。

お客さまの会社でも業務用エコキュートの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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