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さらに照明で省エネ!LED化の大きなメリット

今回は、省エネに結びつく照明のLED化についてご紹介します。

(注)LED照明の寿命などの具体的な数値は、経済産業省商務情報政策局の「LED照明産業を取り巻く現状」を参照しています。

LED電球へ乗り換えるメリットのイメージ

LED照明のいちばんのメリットは皆さんご存知のように白熱球や蛍光ランプよりもはるかに長寿命であることです。
60Wレベルで比較すると、白熱球の寿命がおよそ1000時間、蛍光ランプが6000~10000時間であるのに対してLED照明は実に40000時間。

交換までの期間が長いことだけでもお得ですが、省エネという観点からの最大のメリットはそのエネルギー効率の高さです。つまり少ない電力で同等の明るさを提供できるという点です。白熱球からLED照明に替えれば消費電力は実に約5分の1以下まで減らすことができます。

しかもLED照明には発熱量が少ないという特徴があるので、空調の効率的な運転にもつながって冷房時の省エネ効果も大きいのです。

以前はLED照明の難点として価格の高さが指摘されていましたが、近年の普及と相まってここ数年で3分の1以下までに低価格化が進んでいます。
またガラス管ではなく樹脂管を使用するので振動や衝撃にも強く、その明るさの割にサイズもコンパクトなので、これまで取り付けが難しかった場所への設置も可能です。製品バリエーションも工場や倉庫、駐車場向け、投光器、誘導灯など多岐に渡っています。

LED照明の導入成功事例を一般社団法人日本電気協会さまの事例を引用してご紹介します。
あるオフィスビルでは設備の更新時期に合せて、蛍光灯型誘導灯をすべてLED型誘導灯(4.8W×131個 2.6W×107個)に更新しました。

LED導入の成功事例のイメージ

その結果、誘導灯の電力使用量を80%削減することに成功し、電気料金を年間約50万円削減しました。また、長寿命であることから球の交換頻度が半年に1回から5年に1回へ低減しました。

お客さまの会社でもLED照明の導入をご検討されてみてはいかがでしょう。

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