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令和2年度VPP構築実証事業の実施について ~お客さまのエネルギーリソースを活用したビジネスモデルの構築を目指します~

2020年06月05日

中部電力ミライズ株式会社

当社は、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業である「令和2年度需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント(注1)(以下、VPP)構築実証事業費補助金」(注2)のうち「VPPアグリゲーション事業」に申請し、補助金の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブより2020年5月29日に交付決定を受け、本日より今年度の実証事業を開始します。

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力の安定供給に寄与する、照明・蓄電池・電気自動車等のお客さまのエネルギーリソースを活用した調整力への期待が高まっています。調整力は2021年4月に開設される需給調整市場(注3)を介して取引され、調整力の制御技術の確立やビジネスモデルの構築等が課題となっております。
そこで当社は、昨年度にVPP構築実証事業に初めて参画し、調整力となる多様なリソースを制御するために必要なシステム開発および制御方法を構築しました。

今年度に行う実証事業では、製造業等の企業、学術機関を始めとした多種多様な事業者・お客さまとコンソーシアムを形成し、需給調整市場への参入に向け、リソース容量の拡大、制御精度の向上を図ります。また、市場参入に向けたビジネスモデルに加えて、小売電気事業者、再生可能エネルギー発電事業者向けのモデル構築を目指します。

当社は、コンソーシアム参画者とともにVPPに関する技術検証を進め、VPPを活用した新たなエネルギーサービスの構築を目指していくとともに、ESGの推進やSDGsへの貢献に向けた取り組みを進め、お客さまのご期待にこたえてまいります。

(注1)太陽光発電等の再生可能エネルギー発電設備、蓄電池、お客さまの電力使用設備等をネットワークでつなぎ、あたかも1つの発電所のように機能させる仕組み

(注2)経済産業省が、VPPの構築に係る実証事業を行う経費に対して、当該費の一部を助成するもの

(注3)一般送配電事業者が需要と供給の差(需給ギャップ)をなくすための電源(調整力)をあらかじめ確保するための市場


以上

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